Gmailを独自ドメインで利用するサービスが始まり、ベータテスターを申し込んだところ、幸運にも登録されました。利用には、あとレジストリ側のMXレコードの変更が必要なんで、そのへんの覚書としてもこのエントリを書く予定。レジストラでNetworkSolutionsを利用されている御仁にはちと朗報になるかもしれません。
ちゅうこってレビューと登録方法・設定方法を載せていきます。
(06.05.17若干改定)
1.Gmail for your Domainに申込
gmailのアカウントをお持ちの方は、以下からベータテスタに登録できます。
https://www.google.com/hosted/
登録後、googleからの連絡を楽しみに待ちましょう。
おそらくですが、米国籍のレジストラにてドメインを取得されてると、
テスターになる可能性が高いと思われます。
2.登録完了メールの受信
しばらくすると、(または忘れたころ)hosted-noreply@google.comちゅうアドレスから、
Gmail for dxmxtx.com beta tester invitation てなsubjectで
メールが届いています。見逃さないように!!
3.アドレスに移動
メール中ほどにリンクがあり、そこから登録ができます。
https://www.google.com/hosted/あなたのドメイン.com
4.アドミンアカウントの設定
登録に際しては、アドミンアカウントを設定します。
このアカウントのみがユーザーの追加やメーリングリスト(どうもメーリングリストではないようでした)の設定が可能です。
5.MXレコードの変更
こいつが一番ややこしいのですがレジストラに登録しているMXレコードを更新します。
MXレコードの更新方法[英語]
https://www.google.com/support/hosted/bin/answer.py?answer=33352
このドメインのレジストラであるNetworksolutionsでは、MXレコードを更新すると、
DNSも自動でNetsolのアドレスに設定されます。該当するドメインが、IPアドレスを保持していれば問題ありませんが、レンタルサーバなどでIPがない場合、httpの要求が、
Netsolの用意したコンストラクションページに飛ばされてしまいます。
これを回避する方法として、
なんとかみつけたのはZoneEdit.comというフリーのDNSサービス。
このサービスでは複数のDNSサーバを登録できるので、Netsol側には
zoneedit.comの提供するDNSサーバを登録し、zoneEdit側でMXレコードを更新しました。その際、通常はASPMX.L.GOOGLE.COM.と、最後に.(ピリオド)がつくのがMXレコードの定石ですが、aspmx.l.google.comと、.(ピリオド)がない状態で登録します。(というかそうでないとうけつけてもらえません。)
あとは、インターネットの世界に染み渡るのを待つのみ。
(ちなみに、レンタルサーバ側に問い合わせたところ、MXレコード更新してもらえました。この苦労はなんだったんだ。)
6.ユーザーアカウントの設定
好きなあの娘にアカウントをプレゼントするもよし、家族でアカウント持つもよし、
気の置けないあいつに押し付け発行するもよし。わしの状況では最高25アカウントまでですが、テスターによっては増減があるかもしれません。
7.ユーザーにWEB側ログインを通知
アカウントも追加できて、メールの送受信も確認できれば、
ユーザー候補者にアカウント設定の旨お伝えしましょう。
Finish! 卑猥なサイトのアカウントを作りまくる。
ぜひぜひ、捨てメールアドレスとしても有効利用できるgmailアカウント、
強力なスパム返しでハッピーにメールライフです。
くれぐれもベータテストなんで、サービスの中断も考えられます。
Gmailはお使いのメールクライアントからPOP接続可能なので、バックアップは必ずしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうごぜます。
で、プレゼント。
Gmail利用したい方でdxmxtx.comドメインでもOKなかたは、 アカウント発行しますので気楽にどうぞ。ただし、友人・知人を優先しますのでよろしゅうに。
ご入用はinfo@(アット)dxmxtx.comまで