ファッションレポート序章

普通の格好を目指してみるかと思いついたはいいが、
どこにいきゃいいのかまったくわからず。
思えば基本的に軍パンとバンドシャツ、あとはもらいもんで過ごしてきた日々。
自分で買うにもアーミーショップかスーパーレスキュウ、テロファク、ヤフオクで見かけた奴とか。
普通と言っても客先行くときに着れるような、背負う看板に見合った服装にしたいなと思いはすれども、もうなんか山程店あるしさっぱりわからんので
これはおしゃれさん捕まえて見繕ってもらうのが一番と、Facebookにて依頼してみた。

求むファッションリーダー。


この歳になるまで出かける仕事着は吊るしのスーツやったが、さてそろそろアートディレクターとかプロデューサーみたいな肩書きマウントするのにふさわしいカッコしたほうがいいなと思っとるのだけど、服屋はスーパーレスキューかテロファクか軍モノやぐらいしか行ったことがない。

どこでそうゆうシュッとしたヤツ選べるのかさっぱりわからん。

そこで聡明な諸兄淑女諸氏にコーディネートを依頼したいのだが、如何だろうか?予算は4-5万で、ズボンとスーツっぽいのとその中に着るヤツ。

服から放出するメッセージは百万あたりの案件話で「あ、この人なら全部お任せで問題ないな」とイメージしてもらえるような感じ。

できればショッピングについてきて、というかエスコートしてもらいたいのだけど、どうだろうか?

補足1:ネクタイ無しでも許されるかっこがいいっす

補足2:当方身長180、体重103-107を前後しております。

と投稿するやいなや、二人の漢が名乗りを上げてくれた。
大阪キタのブランドボーイ、N村T也。
大阪ミナミのストリートブランドレジェンド、IノリT文。
さてさてこの両名とオシャレデートすることと相成った。

一日目はN村、二日目はIノリ。
もうまな板の鯉の気分でなにされてもマグロとしてやったんねんと意気込んだのです。

と、その前に。

まずは身近のファッションリーダー、嫁はんに「服買いに行くのでついてきて」とエスコート依頼。
とりあえずデブだし、五条のデブノッポ専門店に見繕いに。
あーでもないこーでもないと試着してこれがええんちゃう?と言われて購入したのが黒のジーンズ。サイズ感もええ塩梅なのだけど、なんかカモフラ模様になっておるため、嫁はん的にはわしのイメージに引きづられてしまったのかもしれない。
まぁいいんだけど、客先にはちょっとオシャレがんばらなあかんなという感想を持つに至った。

ほんでファッションデート一日目に向け、0からやと時間がなかろう、とりまズボンは決めておいたほうが良かろうとインターネットでいろいろしてるとZOZOがZOZOジーンズなるものを開発したとのことで、こいついってみよかと。ついでにZOZOスーツも。
注文翌日には届き、ジーンズ履いてみるとしつらえたようにピッタリ。すごいなぁAIのデータ・ドリブンは。


ZOZOスーツも音声アナウンスがおもしろい。次世代やなぁ。
ということで、ZOZOジーンズを既定としてN村に考えてもらうことに。

ハード・コア

終わって右肩にOBAYバッジ着けた自分のルーツを便所の鏡で確認しつつ、いつもなら行き交うネーチャンに目配せしながら漕ぐチャリのペダルは熱に浮かされるように強く早く。視線は正面を見据え、自宅も通り過ぎた。

思い出したようにコンビニに入り、カップラーメンを手に取り金を払い、「ありがとう」と店員に伝え、自宅に折り返した。ありがとうハード・コア。

サイゼリア総括

この一年ほど週一程度のペースでサイゼリアにいたわけだが、ようやっと何を求めてるのか理性も理解した。

油と塩。酒はオマケ。

あとはなんでもいい、飲食店で思う存分油と塩を摂取できるのが最高なんだわ。

画像は牛脂だが、オリーブオイルと塩で十分。がしかし、それではクソカスタマーなので諸々を注文する。