熱に浮かされたようにハマる周期がある。

熱に浮かされたように何事かにハマる時期がある。
甘いもん、ゲーム、本、なんとかかんとか。
並べてみればどれ一つとして体を動かすものはなくPOISON IDEAかっつーかんじの運動ヘイター

この土日は喰う寝るのも疎ましいぐらいに漫画熱がゴウゴウと燃えさかり、
GANTZ、国民クイズ、SOIL、二日酔いダンディ、ディス魔トピア、サイバーモモタロウ、レベルE。

よう読んだ。

そしてガイガーカウンターのワークショップに参加。

これまでの経緯はこちら「原発事故に対するわしの個人表明

そんな中、7月の下旬だったか大阪芸大の宇都宮先生がガイガーカウンターのワークショップを行うと聞いて大阪は日本橋の蒼月書房にいって来た。初めて上がる蒼月書房の二階はこじんまりしたスペースで、学生さんらしき若者や日本橋らしい電子得意そうなにーちゃん、女性の姿もあり、総じてどちらかというとサブカルチャーの香りがする感じでした。
ただ、やはりというかなんとなく題材からか逼迫感を感じたり。
どっちかというと皆さんそれぞれ初顔合わせだろうし、その緊張感もあったのやろな。
個人的にはこの放射能時代をサーフィンする手始めや!てな感じのノリだったし、こういったオモロセミナーは久々でったのでワクワク気分でスタート。
その昔梅田noon、当時はdawnの近くにセミネールというサロンがあったのやけど、知的刺激をビシビシ受ける場所やった。
サロンゆうんかな、そんな場所で、こう脳みそがシャキーン!とする感じがとても心地よいねん。
そんな感じがこのワークショップでも伝わってきてさらにワクワク感増量。
ちゅうか、用意せなならんガイガーカウンター仕込むケースさがしに手間取って遅刻したのやけど。

ワークショップはまずは実際にガイガーカウンター製作からスタート。
基板を流用する使い捨てカメラの分解から始まり、皆さんの進捗みながら進んで行く。事前に先生が組み込むパーツでハードル高そうな半田付けなどすませたものを準備してくれていたので順調に制作は進み、動作テストも交えながら進めていたので確か皆さん完成できたと思う。
で、完成したあとは講義の始まり。

講義内容はガイガーカウンターの特性や、その特性を活かした測定方法、放射線の種類や、特定の放射線をガイガーカウンターで測定する方法などなど、非常に濃ゆい話を数時間に渡り聞かせて頂いた。
その後の休憩で宇都宮先生と少し話して今後も続けて行くんですかと聞いたところ、
「そうゆう話多いんよなあ、(どこそこで)やらないんですか?ばかりでね、僕は権威になるつもりはないんよ。」といった趣旨のことを話されておられたんですわ。
じゃ、わしがこのワークショップで吸収した事京都で広めていきたいですわとか話した次第。
で実際に蒼月書房から外に出てガイガーカウンターで周囲を計測。
このガイガーカウンターは、イヤホンつけることができて耳を澄ますと放射線がガイガー管を通るのがプチッちゅうか、カリッちゅう音で聞こえる。
この音はまたなんともかわいらしく、どちらかというと放射線を愛でている気分になるね。
これがグギャギャギャギャと鳴り出したら即逃げるけどね。

そんなこんなでワークショップは終了し、
帰りに食った豚カツを測ってみたり、赤ら顔したおっさんにそっとちかづけてみたり。
新たなオモチャ手に入れた気分n浸りながら家に向かったのですな。
で、大人なので宿題はチャンとしたい。
自分に課してるのは、どう日常生活に放射線との付き合いを取り込むか。
カウンターを持ってるから安心じゃ、何の意味もないやんね。
とかいいつつも、ガイガーカウンターは自室の机におかれたまま時間がすぎてゆくのです。

で、だ。
次回につづく。

これまでの経緯はこちら「原発事故に対するわしの個人表明

原発事故に対するわしの個人表明

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なんとも数ヶ月かかったけど、自分への動機づけ含めていったんまとめておこうとおもてます。
大半の方々と同様、まったくもって飛び交う情報の信ぴょう性も判断つかず、テレビをつければ不安を煽られるばかりで
どうすればいいのか?ただただ悶々としてました。
思えばチェルノブイリ当時もメディアでは連日報道され、放射能に対して大いに恐れを感じたもんやけど、
結局は発信され続けるニュースのひとつであって、自分ごととして捉えられることはなかったんやな。
そのうち忘れてしまったから。

ほんで今回。未曾有の東日本大震災と、追い打ちかけるように発生した福島の原子力発電所事故。
どちらもこの日本では対応しきれない規模だし、最善を数年、数十年という単位で行き当たりばったり
しながら安定に向けて立て直していく事になるんちゃうかなと思うのだわな。
特に発電所事故はおそらく海外でも経験のない規模の事故で、
事態を収拾して安全宣言できるのがいつになるかか、だれもわからんのやないやろか。
そもそも収拾できるかもわからんのじゃないやろか。とか思ってますねん。

もし、この感想が正しいのだとしたら、この不安をずっと抱えなならんのか?と思いますねん。
わしはそんな面倒くさい事は真っ平御免やし、そんなどうにもならない不安抱えながらだと、
生きている事自体が揺らいできてただ状況に流されてしまうだけになってしまいすわ。
ほんじゃ、どうしていったらええのか?
ま、一箇所ずつできるとこから解いていくのがエエのんやと思いますねん。

でだ。
まずシンプルに考えて、この放射能ってものがわからなすぎるところ。
そこが第一のポイントやろなと。
ランキン・タクシーがいってた見えず聞こえず匂いもないぐらいしかしらない。
あ、あとキュリー夫人が発見したつーのは知ってるか。
飛び交う単位がどういったものなのかピンと来ない。
温度なら28℃ゆわれて平熱、ちょっと体温高めかな?とか、
40℃ってゆわれてああええ湯かげんやなとかわかるやないですか。
そんな事実に即した基準が自分の中にない。
放射能ってなんやねん?と言われても自分の中に答えがない。
そもそも放射能に関して体系立てた教育、というより一般教養、知恵として存在してないから、
こんな右往左往せなならんのちゃうかと思うねん。
今現在それがないなら、そこから始めればええねん。と思っとります。

飛び交う情報を評価できる、自分にとっての基準を作ることが大事なんやとおもてます。

で、そんな日々のなか宇都宮先生がガイガーカウンターワークショップを開講するときき、
ピン!ときて参加することにしたんですわ。
つづきまっせ!

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