ただひたすらに幻惑されるために金を落としにきた訳でパンフやらバッジやら無意味達の周りをぐるぐると回り続けるブツも入手して映像に臨むわけで。
素晴らしい予定調和の無意味!
まさか得ることがあるとは思わなかった、
「目玉さえもレジデンツではない」なんて!
こいつぁヤラレタわ!
墓標
実はワクワクしておるのです。
連載中途で打ち切りになったクリームソーダシティが完全版として単行本化。
なんつうかビンビンくる一冊、トランスなパーソナルが全編ぶっぱなされてるところは自己の倫理観を張り紙にして自宅外壁にぶちまけるアウトサイダー哲学者と同じぐらいの威力で心に迫ってくる。
10代の時に出会ってたらあれだ、映画のIZOや根本画聖の未来精子ブラジルのように自意識を粉々に崩され、世界の見え方を根底から覆されそうな一冊。良著オブ良著