20190301letterぬ

年始に中学校より卒業するご子息に向けて手紙を書いてくださいと依頼を受け、あーでもないこーでもないと締め切り大幅に過ぎてようやくでけた。

46か7歳のワシ総括としても意義を持ちつつ、これって同世代の親さんでも使えんちゃうかな?

よってpublicdomainとしてテキストは好きに改変、お使いください。

CC0
To the extent possible under law,SHINOBU TAKEMURA
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This work is published from:日本.

中学校卒業おめでとう。
もう、高校にどこに行くかも決まってる時期だろうか。
で、なにを手紙に書こうかと考えてみて、
30数年先に生きている人間としていくつかこれはポイントになるなと思っている事を伝えたいと思う。

・自分より立場の弱いものを攻撃することをなにをもっても正当化されない。

・自分の立場が悪くなっても間違っていることには異議を唱える。

・相手との関係で自分が間違ってたらただちに訂正し、指摘してくれたことにありがとうと伝える。

・自分が何が好ましいのかわかるためにあらゆる物事を体験する。

・失敗こそが最大の楽しみ。できない時期は短いからできないことを存分に味わう。

・相手のための約束は、勝手に作って勝手に守る。

・ピン!と来た知らない場所、知らない集団に入っていく。

・挨拶や感謝は言葉で伝える。

・話題の何かを追いかけるより、自分を夢中にさせる何かを貪欲に探す。

高校生になり、進学・就職か、そして恋人ができ、子を設け、君の両親が逝き、子供が独り立ちをし。君自身が老いを意識始める。

そんな時折に読み返してみれば、その時の自分の内側で浮かぶ内容が、その先の人生の指針となるかもしれない。

いずれにせよ実践してみれば、君自身がこの世を離れる時、胸を張って堂々と思い残すことなくさようならできると思う。

いつかおさらばするその日まで、思う存分に生活を謳歌してほしい。

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