墓標として残していた日記のようなテキスト群。
フォーマットとしてテキストからCSVへ、HTMLへ、SQLへとながれ、
今はXMLとなり、クラウドと呼ばれるまさにネットワークへと流れていく。
自分の影が世界の末節へと漂って、そして様々な形で纏められる。
当時はそれが他と混じり合い、違った輝きを放つのではないのかと予測してたけど、
今の段階ではまだ個に収束することが重要視される。
生命のように、ウイルスのように、流されたなにかが他の何かと混じり、
新しい価値と視座を生むのが面白いのではないかと考えとるが、
果たして本当にそうかはわからない。
MashUpでもなく、共有でもなく、もっとその放たれたデータ自体が有機的に
蠢き子孫を残すというのは
もうたいして面白くもないのかもしれない。