岡崎 誠が亡くなった。
2013年9月16日の晩、バイクで事故りよった。
出会ったのはいつだったか、もうそうとう前。アラタからバイク仲間やねんとオカと岡崎紹介してもろたんちゃうかな。
なんかボーッとして、やたらデカくて
岡八郎みたいなホリの深さやったので、「奥目」って呼ばれだした記憶がある。
普段ボーッと無表情で、なに考えとんのかわからん感じやけど、しょうもない事いいで、
笑うとニカーーッとだらしのない笑顔やった。
岡崎がカメラマンなるねんと聞いた時も、大丈夫かいな?と思っとったけど、某誌のストリートスナップでアメ村で撮影する姿見るようになって、「様なってるやん!」って思ったり。
ライブでボーッと立ってて、なんかようわからんタイミングで片手延ばしてパシャってシャッター押すのみて「なんてええ加減やねん」とか思ったり。
アメ村の路上だったか、岡崎におうて話してたらポッと思い出したように「タケさん相談あんねん、ハードコアのバンドにボーカル誘われてんねんけど、俺全然ハードコア知らんねん。どうしたらいい?」とかゆうたんで、「ギャーッ!とかボエーッてゆうとったらええねん」とアドバイスしたら件のニカーーッ笑顔で「そーか、イヒヒ」と笑っとった。
客先行く途中、堺筋辺りの駐車場でガキンチョとスケボーする岡崎を見かけた。
「なにしとん?」と声を掛けると、「長男にスケボー教えてんねん」と。
ちゃんとオトンやっとるやんとか思いながらしばらくしたらイロイロアレやったみたいやけど詳しくは知らん。
「たけさん、スケボー要らん?」って、なんかのイベントでまたポッと思いついた様にゆうてきたので、「欲しいけど、なんで?」と聞いたら、「穴開けんの失敗してん」と。
そんなんのれんのかいなと思ったけど、もらえるものは貰って、今に至る。
そのうち乗るからな。